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子どもを抱っこしながら、片手でカメラを構える。これ、やったことある人いますか。
ゴロぞーは先週やってみて、正直ナメてました。片手で一眼を使うの、想像の3倍キツい。何枚かは普通にブレてボツになったし、撮りたかった画はほぼ撮れなかった。
でも、わかったこともあって。「何がどうキツいのか」「じゃあどう構えて、どう設定しておけばマシになるのか」が、1回やったらハッキリしたんですよね。今日はその詰みポイントと、片手でも歩留まりを上げる具体的なコツまで、正直に書きます。
結論を先に言うと、両手を空ける道具にもっと早く投資すべきでした。あと、構え方と設定にちょっとした準備がある。
そもそも、なんで抱っこで片手撮影なんて羽目に
きっかけは、あじさいを撮りに行ったことでした。ゴロぞーはα7IVってカメラを持ってて、6月といえばあじさい、撮りたいよなぁ、と。で、1歳と3歳を連れて出かけたんですよ。
そしたら案の定、子どもは10分で飽きる。下の子(1歳)はもう「抱っこ」の合図を出してくる。上の子は上の子で勝手に動き回る。気づいたら、左手に下の子、右手にα7IV、みたいな状態になってたわけです。
カメラって、本来は両手で構えるものじゃないですか。左手でレンズを支えて、右手でシャッター。その「左手」が子どもで完全に塞がる。ここから地獄が始まりました(笑)。
しかもこの日つけてたのは、24-70mmの標準ズーム。ボディと合わせるとざっと1.3kgちょっとあるんですよね。両手なら気にならない重さが、片手だと途端に「腕プルプルする重り」に変わる。これ、やってみるまで完全に想像できてなかった。
片手で一眼、ここが詰む
具体的に何がキツかったか。その場でメモしたくなるくらい、はっきり詰みポイントがありました。
- ズームリングが回せない。構図を変えたいときは自分が前後に動く「足ズーム」しかない
- ズームが使えない=圧縮効果(望遠で背景を引き寄せるやつ)が使えない
- 1.3kgを片手で支えるから、シャッターの瞬間にどうしてもブレる
- 絞りやSSをちょっと変えたいだけでも、片手だともたつく
- 子どもが急に動くと、支えも構図も一瞬で崩れる
両手が空いてれば一瞬の操作が、抱っこしてると全部ワンテンポ遅れる。このもどかしさ、実際に子ども抱えてファインダー覗いた人にしかわからんと思うんですよね。
一番キツいのは「足ズームしかない」こと
5つの中でも、ゴロぞーが一番こたえたのがこれ。ズームリングを回せないから、寄りたければ自分が足で近づくしかない。
何がつらいって、望遠側にして背景をぎゅっと圧縮する、あの「あじさいを背景にこんもり」みたいな画が撮れないんですよ。広角のまま足で寄ると、背景は写る範囲が広いまま。撮りたかった絵と、撮れた絵が、地味に違う。
本当はここで三脚なり一脚なりがあれば…とも思ったんだけど、子ども抱えて三脚立ててる余裕なんて1ミリもない。だから現実的な答えは「足ズーム前提で、広角で寄って撮る」に割り切るしかなかった。割り切るとそれはそれでアリな画になる、というのも今回の発見でした。
「足ズーム」って言うと聞こえはいいけど、要はただ近づいたり離れたりしてるだけです(笑)
それでも片手で歩留まりを上げる「構え方」
ここまで「詰む」の話ばっかりだったけど、ボツを量産しながら「あ、これはマシになるな」と体で覚えたことがいくつかあって。道具を買う前に、その場でできる工夫です。
- 脇をしめて肘を体に押し付ける。腕を「人間一脚」にするイメージ。伸ばして撮ると一発でブレる
- ストラップを手首に巻いてピンと張る。張ったストラップが突っ張り棒になって、地味に手ブレが減る
- 抱っこしてる子の背中に前腕を軽く乗せる。子どもが動かない一瞬だけ、支点が1個増える裏技
- 1枚で決めず、連写で数を打つ。片手はどうせブレるので、下手な鉄砲方式で当たりを拾う
もう一つ、これは完全に実機を触ってて助かった話。α7IVはグリップが深めで、片手でもしっかり握り込める。軽さで言えばもっと小さいカメラはあるけど、片手撮影に関してはグリップの深さがそのまま安心感になる、というのは今回いちばん実感したところでした。小さくて薄いボディだと、たぶん逆に指がかりが足りなくて怖い。
「脇をしめる」だけで歩留まりが変わったのが、正直いちばんの発見でした。道具の前に、まずこれ。
とにかく両手を空ける(抱っこ紐・ヒップシート)
で、ここからが道具の話です。結論から言うと、この問題の半分は「両手を空ける」だけで消えます。
ゴロぞーは当日、抱っこ紐を車に置いてきてたんですよ。「ちょっと撮るだけだし」って。それが完全に裏目で、結局ずっと素手抱っこ。
抱っこ紐、車に置いてきちゃった…
カメラは忘れないのにね(笑)
ぐうの音も出なかった。次に行くなら、片手がふさがらないヒップシートか抱っこ紐は絶対に持っていきます。両手が戻ってくれば、足ズームの不自由はあっても、構えとブレの問題はほぼ解決する気がする。
ちなみにゴロぞーが普段使ってるヒップシートはこれ。#PR
カメラを落とさない安心(ハンドストラップ)
もう一個、地味に効くのがストラップです。片手で構えてると、ふとした拍子に「あ、落とす」って瞬間が何度かあって。子どもが急に動いたりするとなおさら。
首から下げる普通のストラップだと、抱っこしてる子どもの顔に当たったりして地味に邪魔。なので手にしっかり固定できるハンドストラップのほうが、抱っこ撮影とは相性がいいはずなんですよね。さっきの「ストラップを張ってブレを抑える」も、手に固定できるタイプのほうが素直にやりやすい。落とさない安心があるだけで、片手でも思い切って構えられる。ゴロぞーが普段使ってるのはこれ。#PR
設定は「撮る前」に決めておく(目安つき)
道具の話だけじゃなくて、運用のコツも。片手だと設定変更がとにかくもたつくので、撮り始める前に決めておく。これだけでだいぶ違いました。ゴロぞーがその日、途中から固定した「目安の数値」も正直に置いておきます。
- シャッタースピードは1/250秒より速く。抱っこの手ブレと子どもの動き、ブレ要因が二重にあるので気持ち速めに寄せる
- 絞りはF4〜5.6くらい。開放だとピントが薄すぎて片手だと外しやすい。少し絞ると歩留まりが上がる
- ISOはオート(上限だけ決めておく)。SSと絞りを固定したら、明るさはISOに任せて手を離す
- AFはコンティニュアス+顔・瞳AF任せ。ピント合わせを片手でやらない。カメラに丸投げして構図に集中
- ドライブは連写。1枚勝負をやめて、当たりを拾う前提にしておく
正解の数値は明るさや子どもの月齢で変わるので、ここは「先に決めて、現場でいじらない」の考え方+ざっくりの目安として受け取ってください。両手があるときみたいに撮りながら微調整、ができないぶん、準備で勝負が決まる感じでした。α7IVなら、この組み合わせをカスタムボタンかマイメニューに登録しておくと、撮る前に一発で呼び出せて楽です。
ちょっと考えた:いっそ単焦点もアリかも
今回帰ってから、ずっと引っかかってたことがあって。片手だとどうせズームリング回せないなら、ズームレンズである必要ってなくない?ということ。
ゴロぞーはまだ単焦点を持ってないので、ここは「調べた限り」の話になるんだけど。単焦点は軽くて明るいものが多いから、片手の重さ問題も、暗いところでSSを稼ぐ問題も、両方ちょっと楽になりそうなんですよね。ズームできないデメリットは、片手撮影ではそもそも「足ズーム前提」だから相殺される。85mmとか、子どもとの距離感で使いやすそうな1本を、次の抱っこ撮影までに試してみたいと思ってます。
「片手撮影のために単焦点」って、レンズ沼の言い訳としては過去イチな気がしてます(笑)
それでも、撮れた一枚はある
ここまで「キツい」「詰む」ばっかり書いてきたけど、最後に正直なところを。
結局、脇をしめて・SSを速めに固定して・連写でねばって、あじさいを背景に1歳と3歳が並んだ一枚が撮れたんですよ。これがもう、プライスレス。スマホで撮るのとは違う一枚が残せた。道具と準備で楽になる部分は楽にして、その先の「撮りたい瞬間」に集中できれば、それでいいんだと思う。
片手撮影、これだけ覚えてて
- 片手だとズームが回せない=足ズーム前提。広角で寄って撮ると割り切る
- 脇をしめる・ストラップを張る・連写で数を打つ。道具の前にまずこれ
- 設定は撮る前に固定。SSは1/250より速く・絞りF4〜5.6・AFは瞳任せ
- ヒップシート・抱っこ紐で両手を空ければ、問題の半分は消える
- 速写ハンドストラップで「落とさない安心」をつくる
完璧に撮るのは正直むずかしい。でも「撮れないよりは全然マシ」な一枚は、ちゃんと残せます。同じく子ども抱えてカメラ構えてるパパがいたら、まずは脇をしめて、両手を空けるところからどうぞ。
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